ひろくん

あしたのジョーのひろくんのレビュー・感想・評価

あしたのジョー(2010年製作の映画)
2.0
「山Pはこの作品で役者デビューということで...」っていうぐらい演技が下手。カッコつけるな。ドヤ街だぞ?飴舐めてるみたいな顔をするな。ていうか声が小さい。本当に聞こえない。カッコつけるな。減量してたから腹から声が出てないのか?ていうか全体を通して声とBGMのバランスがまったく取れてなくて、会話の音量に合わせるとBGMが流れた瞬間爆音上映になってご近所迷惑になってしまうため非常にシビアな音量調整に悩まされる。
まあでも、正直ビジュアルに関しては一枚の写真として場面を切り取ってみると“あしたのジョー”という画になるので視覚的な努力は感じられる。特に伊勢谷友介の減量に関してはドン引きしてしまうほど真摯で、計量に臨むシーンでのあばら骨はトラウマレベルだった。いやあ、クスリでもやってないと無理だねあれは...。
あと、毎回2時間かけて特殊メイクをしていた香川照之の丹下段平より何もしてないマンモス西の方があしたのジョーだったのがめちゃくちゃ笑えた。マンモス西はあんたしかいないよ。奇跡のキャスティングだ。夜中に抜け出してうどん食べに行く話やってくれよ。なあ。
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