wowowです。
・あらすじ
天才数学者ナッシュは、周囲に変人扱いされながら研究に没頭、やがて精神状態に異常をきたすようになり、病との闘いが始まる…。
さあ、ジョン・ナッシュについてですが、かの有名な「ゲーム理論」における「ナッシュ均衡」の考案者ですよね。
ゲーム理論は、自然界や社会のとある主体を"プレーヤー"として、それらの意思決定の在り方をゲームに見立てて研究するやり方です。数学を応用したミクロ経済学の理論で、現在はビジネスやマーケティングの場面で使われています。
そして、ゲーム理論におけるナッシュ均衡は、どのプレイヤーも，自分だけでは，それ以上利得が大きくできない状態って感じです。
僕は経済学専攻ではないので、大まかなことしか言えませんが、専門の人に聞いたら、詳しく解説してくれるでしょう。
そんな偉大な法則を導き出したジョン・ナッシュに関する良質な伝記映画でした。
アカデミー賞作品というだけあって、皆さん演技が凄く良い。
幻覚と闘いながらも少しずつ自分の居場所を見つけ、心の安寧を得ていく主人公と、それを支える周囲の人々のやりとりが優しくて良い映画だったと思います。
僕は一つ前にレビューした、デビルシャークの幻覚に悩まされています。
はよ消えてくれぃ…
頭のメモリーにデビルシャークなんてあってたまるか❗️
