天才数学者が抱えていた大いなる苦悩の物語。
ジョン・ナッシュの抱えている悲しみがとても辛く映し出されていた。大学で変人扱いされ、周囲の人間から認められたいという欲求がプレッシャーとしてのしかかってしまったのだろうか...苦しんでいる姿を観察するのがとにかく辛かった。
また、彼が立ち直っていく姿勢もエモーショナルだった。どんなに打ちのめされても立ち直ろうとする本当の強さがこの作品では描かれていると印象を受けて映画体験がとても楽しかった。
誰にでもおすすめできる心温まる作品。大切な友人に気づいたら囲まれてるって、エモーショナルだよなってことも再確認させられた。