ゲーム理論の功績によりノーベル賞を受賞したジョン・ナッシュの半生を描いた本作。
天才的な数学脳を持つ一方、統合失調症を患い、周りとの人間関係にも悩み、孤独と苦労に葛藤し続けた男の話です。
『イミテーションゲーム』、『博士と彼女のセオリー』然り、天才には凡人には持たない才能を持つ一方、苦労や苦悩、葛藤がつきものなのかな。
あと、彼らのような偉大な苦労人には、素晴らしい奥さんや恋人、友人が陰ながらサポートし続けているんだね。
とても壮大で美しくて魅力的な彼ら、偉人達の実話が僕は大好きです。
序盤の伏線からの、終盤でのペンのシーンで泣きました。