ビューティフル・マインドの作品情報・感想・評価

ビューティフル・マインド2001年製作の映画)

A BEAUTIFUL MIND

製作国:

上映時間:134分

ジャンル:

3.9

「ビューティフル・マインド」に投稿された感想・評価

コパス

コパスの感想・評価

2.7
イミテーションゲームのような映画だと思って見てたので変に勘繰って見てしまった
ハートフルな映画自体が合わないのかあまり自分の心に響かなかったがラッセル・クロウの演技が上手いと感じた作品
一色隼

一色隼の感想・評価

3.9
良きでした。
怪演。
日本語字幕版
実話を基にした、以外の予備知識なしで鑑賞。中盤までは長いなー、と思ってみましたが物語が劇的に変化する中盤以降はあっという間。ラッセルクロウの演技が素晴らしい。こんな病気、本人もものすごく大変だろうなと切に思った。
前半と後半でガラッと変わるので違う映画みたいな感じ。
特に後半は見てて辛かったけど、総じていい映画でした。
yui

yuiの感想・評価

3.8
美しい数学

このレビューはネタバレを含みます

ビューティフル・マインド

A Beautiful Mindは、監督ロン・ハワードで主演ラッセル・クロウによる天才数学者でノーベル経済学受賞(1994)者ジョン・ナッシュの半生を描いた2001年映画である。

1947年米ソ冷戦が広がるアメリカ合衆国のプリストン大学院博士課程の数学科に入学する。風変わりしたナッシュは他院生のようにハシャギはしない。アルバート・アインシュタインのような「この世の全てを支配できる理論を見つけ出したい」と考え一人図書館に泊まり込みで研究に没頭する。ある日、大学のbarで研究生と飲んでいると金髪美女を一人で奪い合うより美女の女友達を含めて全員で協力して分かち合う方が全体の利益が増進するという国際政治学の基礎であるゲーム理論の着想を見出す。その研究を教授に発表することでMIT(マサチューセッツ工科大学)軍事施設ウィーラー研究所に採用される。研究所では大学生に教える傍ら生徒のアリシアと恋に落ちて結婚するが、同時にソ連の核攻撃ポイントの暗号解読と分析する仕事のせいで精神を病んでいく。

経済学の革命的な変遷に繋がったゲーム理論では、戦略的状況において自身の利益は自分の行動だけでなく、他者の行動にも依存しているという仕組みだ。この理論は政治学や法学等の凡ゆる学問で応用されている。高校の政経ないし大学の教養で教わる同理論発案者ジョン・ナッシュは誰もが耳にしたことはあるだろうが、その偉大な数学者の半生が精神病に悩まされていたという驚愕の事実は、あまり知られていない。そのような天才数学者をラッセル・クロウが怪演で魅せる。精神病で幻覚が見えるジョンは、薬の副作用に苦しむ。しかし、そんな夫を妻のアリシアは献身的に支える。やがて息子は成長してハーバード大学に進学するほど時間が経過するが、それでも幻覚に悩まされる。そんな矢先、妻の助言でプリンストン大学院博士課程の同期が教授になっていたので聴講を頼んでみる。数学に向き合うが幻覚に苛まれ他の学生にはバカにされるが、最後は大学教授へと推挙され、ノーベル経済賞候補となり調査員が訪れて質問された際に自身が統合失調症であることを打ち明けるが、いつか学生時代にジョンが見た偉大な研究者への教授陣からの敬意を表されるペン儀式が行わる。彼への敬愛と尊敬を見た調査員は確信し、94年にストックホルムでジョン・ナッシュはノーベル経済を受賞する。

このようなジョン・ナッシュは愛する妻と一緒にタクシー乗車中にニュージャージー州で事故に巻き込まれて86才の生涯に幕を閉じた。この悲報は2015年世界を駆け巡り、ナッシュを演じたラッセル・クロウが追悼メッセージを送った。なお、ジョン・ナッシュはノーベル経済賞受賞となったゲーム理論とナッシュ均衡であるが、本人を有名にしたのはゲーム理論ではなく、数学の偏微分方程式によるリーマン多様体についてであるとされる。
ラッセル・クロウの演技力にただただ圧倒された。
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