風の旅人

劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞の風の旅人のレビュー・感想・評価

4.0
もう一つの人格「織」を失った両儀式は孤独感に苛まれていた。
生と死の境界でどちらを選ぶこともできず、心は伽藍堂だった。
式の心の隙間を埋めることができるのは黒桐だけだ。
記憶(過去)ではなく、今の積み重ねが新しい自分を作る。
黒桐が式との思い出の曲「雨に唄えば」を口ずさみ、式が生きることを選ぶ展開に胸が熱くなった。
風の旅人

風の旅人