キャサリン

トト・ザ・ヒーローのキャサリンのレビュー・感想・評価

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)
3.2
ジャコヴァンドルマル監督作二つ目。
ミスターノーバディの監督と知って。
ミスターノーバディの原作かなってくらい近いものを感じた。
終始ストーリーは暗いんだけど、味付けが軽快で子供的。
本当はこうしてやりたかった…な復讐シーンと、実際の何もできなかった唇噛み締めシーンが順番に流れたり、モンタージュ技法多用した映像も印象的。

アルフレッドへの嫉妬から、自分は赤ん坊の時にアルフレッドと取り替えられて育ったんだと信じ込み、不幸の言い訳を全てアルフレッドのせいにしてきたトマ。
ラストシーンは秀逸。
ラストシーンまでミスターノーバディに受け継がれててオオ〜っとなった。

映画自体は気分が滅入っちゃうので今見たい気分ではなかったな…
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