鳥肉

オルカの鳥肉のレビュー・感想・評価

オルカ(1977年製作の映画)
2.5
オルカ(シャチ)を水族館に売って金儲けしようと企んだ漁師ノーランはオスを狙うはずが誤って子を孕んでいたメスのオルカを結果的に殺してしまう。妻と子を失ったオスオルカが復讐をしようとつけ狙うようになる。

この漁師ノーランがまた同情の余地なしの糞野郎。オルカはノーランだけでなくノーランの仲間も手当たり次第に攻撃し始める。
オルカの戦術がノーランを孤立させたりなど上手い。

実はノーランも妻子を失っているという後付の様な設定も判明。ノーランが度々俺も辛い経験があったと語るけどその度に白ける。
オルカの気持ちが分かるから謝罪をしたいそうだが何回も殺してやるとか言ってるからこれまた同情出来ない。二重人格か。

決着をつけにいくと言うノーランを引き止める女性が言う言葉「人の命は代えられないのよ!」…
いやそんなこと言うならオルカの命も代えられないよね?

とにかくメインの人物達の発言のガバガバっぷりが酷い。
オルカの攻撃が地味だったのと決着が割りとあっさりだったのが残念。
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