余熱

クリーン、シェーブンの余熱のレビュー・感想・評価

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)
4.0
統合失調症を患い、頭に受信機、指に送信機を埋め込めれているという陰謀論みたいなことを信じている主人公の話。
主人公の見ている世界は常に細かく揺れていて精神病の人間にはこういう風に世界が見えているのかと思った。言葉を選ばずに言えば気持ち悪くてどうしようもない景色です。始まって10分で悪寒が走りずっと気分が悪かったです。意外と早く終わったと思いましたが78分にしては長く感じました。1つのグロシーンがすごいきつくて目を背けました。主演の人は体当たりな演技で本当に患ってしまってるのではないかと思ったほど。
たまたま時間が合ったので内容をよく知らずに見ましたが後悔しました。ちゃんと体調を整えて覚悟を持って見ることを勧めます。得体の知れない気持ち悪さがズシンと残るキモ重映画です。
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