はる

ハリーの災難のはるのネタバレレビュー・内容・結末

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった!
次々に現れる登場人物がおかし過ぎる。
自分が殺したのかも?って思ったら、隠蔽したくなる気持ちは分かるよ、誰でもそう思う。
だけど本当に隠しちゃう?
しかも、死体の前でお茶に誘ったり、恋バナをしたり、死者への尊厳なんて皆無で。何度も埋めたり掘り起こしたり、、、

突っ込みどころ満載のおバカストーリーだけど、それだけで終わらないのがヒッチコック。ちゃんとミステリーにもなってるんだよね。

死体の人物像や死因が気になってどんどん引き込まれていっちゃう。
なんやかんやできれいな死体に戻されてハリーの災難は終わるわけだけど、まだまだ見所が潜んでいるようなので、もう一度ゆっくり見たいです。
はる

はる