カカオ

ハリーの災難のカカオのレビュー・感想・評価

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.0
一体の死体を発見し、自分が殺害した可能性を疑ってしまい、自身の都合に合わせ嘘に嘘を重ねるブラックユーモアコメディ。かなり前に観た記憶があるが、今回、改めて再鑑賞。若かりしシャーリー・マクレーンが美しい。













ヒッチコックは大好きだが、そこまで傑作とは思わない作品。

時々あるヒッチコックのコメディが勝ち過ぎている作品だが、ツッコミ処が満載のようにも思える。

みんな、あり得ないほど軽率で、死体を隠したり掘り返したりしている中、恋のアプローチをして結婚が決まったり、絵画が多額で売れたり、何か好都合の連発で引いてしまう。

また、今回、初めて気付いたが、キスシーンの時に蠅が飛んでいる。見間違いかなと思ったが、やっぱり間違いない。袖のところにとどまり、その後、歩いていたので確信した。

誰か編集の際に気付かなかったのか。
気付いたが、撮り直しする必要が無いと判断したのかは、わからない。
「サイコ」では、シャワーの惨殺シーンに1週間かけるのに、これはスルーしたことに驚きだ。

でも、子どもが死体を発見した足の裏からのカメラのアングルはグッドだ。
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