フェイク・クライムのネタバレレビュー・内容・結末

「フェイク・クライム」に投稿されたネタバレ・内容・結末

一緒に見た友人がつまらなさそうにしているから、つまらなく感じたのだろうと
一晩置いてみたが、思い出せるものがつまらなさしかない。
きっとこの映画はつまらなかったのだろう。
キアヌ・リーブスが主人公。ぬぼーっとした役。悪友に騙され刑務所へ。服役し、仮出所して、とストーリーが進む。ラブストーリー寄りな犯罪の話。
評判悪かったみたいだけど、自分の期待度低すぎたせいか、なかなか楽しめた。
ただ、映画館でお金出してまで観る感じではない。
説明しづらい位この作品とキアヌ演じるヘンリーにハマった。
麻痺した人生、無感覚の中で生きてきたヘンリーの変化の兆し、遅い自我の芽生え。自分の感情を奪われないで生きる。前科が付いてからでも遅くない。

心を鈍化させて多くを逃した、ヘンリーが守ってきた無垢な自己肯定が生み出す前向きなユーモア。案外生きることに思い詰めた時観るといい。思い切りと勇気があれば、新しい人生はいつでも。
内容(「Oricon」データベースより)
高校時代の悪友に騙されて、知らないうちに銀行強盗の片棒を担がされ服役した男が、ひょんなことから本当に銀行強盗の計画を進めていく様を描いたクライム・サスペンス!キアヌ・リーヴス、ヴェラ・ファミーガ、ジェームス・カーンほか出演。
平凡でパッとしない男が銀行強盗として服役する。服役したんだからやってない銀行強盗をしてもいいだろと銀行強盗になる。

刑務所で同室だったマックスを誘って銀行の隣の劇場から昔使われてた地下道わわ使って金庫から 盗むってやり方。

劇場の女優さんと恋に落ちる。

ぜーんぶ上手くいってちゃんちゃん!って感じ!
最初から最後までキアヌ演じる主人公ヘンリーの思考回路が分からない。
刑務所でマックスに聞かれた時の答えが全てなんだろうけど。

「何考えてる?」「何も」
「何故俺達は刑務所にいる?」「分からない」
「夢がない?そりゃなんて人生だ?」「さあ。悪くないけど」

なんだこいつ!?(驚愕)

あと、チェーホフの戯曲「桜の園」を軸に据える特別な理由はあるんだろうか。無さそう。

犯罪モノだと思って観てたらラストでまさかの恋愛モノにシフトチェンジ。ホントこの映画は何がしたかったのか。
しかも、君の為に戻ったと言えば聞こえは良いが、強盗は果たされてるから劇場に残ったらヘンリーは再び刑務所行きな予感。縛って置いてきた奴に罪を被せるにしてもこいつ絶対チクるタイプの奴だし。

前半でマックスの言ってた「本当の罪は夢を果たさない事だ」ってのと、映画の原題「Henry's Crime=ヘンリーの罪」が繋がったとしても、ヘンリーの夢が彼女と共に生きていく事しか見付からなかったんだとしたら残念に思う。
ドイツの銀行で12億盗まれた盗まれたニュースを見てこの映画を思い出しました。脇役の人達が質を上げてましたね。キアヌもぽやっとした感じで銀行強盗の悪さを巧く薄くしてました。