ケイン・コスギ好きなんですけどねえ。
最近はファイト一発!の人って印象しかないかもしれないのが寂しいですね。
アメリカでB級映画に出ているみたいですけど。
そんな彼を主役においた、邦画では結構珍しい、純粋なアクション映画です。
共演は、哀川翔、加藤雅也、金子昇など。
哀川翔がまるでゾンビのようになって襲いかかってくるのが一番の見所かもしれません。
加藤雅也は敵のボス役なんですけど、映画的なマーシャルアーツの達人っぷりはケインと同格に見えて、なかなかのものです。
加藤雅也と言えば、マーク・ダカスコスと激闘を繰り広げた「破壊王」というB級アクションで、改造人間の役をやっていたりしましたが、アクション向きの俳優さんって感じなので、もっとアクション映画の仕事があれば良かったのになと思います。もっとも、改造人間とかの役ばかりだったら、普通のドラマの役柄をやりたくなるかもしれませんが(苦笑)
この映画、格闘アクションだけをみるなら香港映画みたいでまあまあなんですが、ラストが少年ジャンプの打ち切りマンガみたいな尻切れトンボな終わり方なので、劇場を出る時もモヤモヤしていましたよ。
しかし、ケインは好きだけど、なんかずっと暑苦しい演技なのが気になる一本。