Jeffrey

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのJeffreyのレビュー・感想・評価

4.8
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

本作はマイク・ニューウェルが2005年に監督したヒットシリーズの続編で、私が1番好きな作品である。確か少しばかり厭世的な気分になるためか、アメリカではシリーズ初のPG-13(13歳未満には保護者の強い注意が必要)となった映画だが、このたびBDにて久々に鑑賞したがやはり1番面白い。ロバート・パティンソンが出演してくるし、何せヴォルデモート卿がようやく姿かたちを現すクライマックスの大迷路の中での戦いは凄い。今思えば初めての英国人監督の起用だな。そういえばこの作品が最後のVHS発売だな。1番好きな映画だけど地上波では6回ぐらいしか放映されてない。一般的には人気ないのかなこの炎のゴブレットは…。本作でいよいよ人種がアングロサクソンだけではなくアフリカ系(教師)、アジア系他生徒が初めて出てくる。この映画冒頭のシーンから既に不安が忍び寄るような感じで、慌てふためく感じが最初から全開で面白い。闇の印…。この作品は俺の大好きなファーストショットで始まるダドリー家の騒動がないのが残念。この作品でスネイプ先生にロンとポッターが教科書で頭ぶたれるんだけど、そこがすごく好きで、いつも特別扱いされているポッターが普通の生徒のように扱われていてすごくほっこりする。ありふれた日常、真っ当な生活、学校ライフが見えた瞬間である。その他にもダンスパーティーの誘いとか色々とティーンエイジャーらしい日常が垣間見れて楽しい。そんでエマ・ワトソンのドレス姿が初のお披露目だけどめちゃくちゃキュート。シリウスブラックが暖炉の炎でしか出てこなかったっていうのはやはりゲイリー・オールドマンのギャラを抑えるためだろう。これも劇場で見たけどこれほど続きを早く見たいと思ったシリーズはやはり炎のゴブレットだったなぁ。セドリックが殺されるのはかなりショックだったわ…当時見たとき。
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