福井康之

ハリー・ポッターと炎のゴブレットの福井康之のレビュー・感想・評価

4.7
ハリーは眠りの中で、ヴォルデモートとワームテールが自分を殺す計画を立てていて、そこへ現れたマグルの老人がヴォルデモートに殺されてしまう夢を見る

ハリーはウィーズリー家からの招待でクィディッチのワールドカップ決勝を観戦しに行くが、試合が終了したその夜、死喰い人と呼ばれるヴォルデモートの配下達が現れたことで観戦客は大混乱し、ハリーは逃げ惑う人々の中で気を失ってしまう

「"闇の印"よ、あの人だわ。」

新学期が始まり、元闇祓いで魔法省の反逆児と言われたアラスター・ムーディが闇の魔術に対する防衛術教師に就任、そして三大魔法学校対抗試合が行われることになり、代表選手は各校の17歳以上の生徒から1人ずつ選ばれることとなるが、代表選手を選び出す"炎のゴブレット"により、各校3人の代表者とは別に、自らの名前を炎のゴブレットに入れていなかったハリーが4人目の代表選手として選ばれてしまう

「悲しい知らせを告げよう。」

対抗試合の3つの試練を乗り越えていくハリー達だったが、その対抗試合に隠された真の目的が明らかになるとき、ハリーに待ち受けていたのは最も過酷な現実だった

許されざる呪文、対抗試合にドラゴンとの死闘、ますます盛り上がる世界観と、ついに物語の根幹に触れるラストは最高です。
福井康之

福井康之