人間に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『人間』に投稿された感想・評価

タイトルがどうかなぁ、センスが昭和な感じ。いわゆる極限もの。多分船があれば密室劇だから安く映画ができるという感じで作ったんじゃないかと・・・乙羽信子の真っ黒な感じがすごい。佐藤慶の変な迫力な演技が目…

>>続きを読む

伊豆の松崎、海神丸の船長(殿山)と甥(山本)お盆前の小遣い稼ぎの仕事に誘われた近所の男(佐藤)に近くの島にアワビ売りに乗り合わせた海女(乙羽)の4人。嵐で遭難し、なす術なく漂流する飢えと渇きの極限の…

>>続きを読む
こ

この感想・評価

3.8
時代も場所も関係ないんだろうな、きっと
突きつけられる人間の姿が痛い


殿山泰司も佐藤慶も見れば見るほどハマっていくな。。
Roca

Rocaの感想・評価

4.1
人の中に棲む悪と善。悪を為す者にも良心は潜む。そして赦そうとする者もいる。
「鬼婆」同様、音羽信子、佐藤慶のWキャスト。ラスト、二人のそれまでの心中を思うと複雑な気持ちになった。
舞台は海の上。難破した船が1艘。4人の男女は生きるために決断できるのか?

そこには理性を超えた本能だけが残されていく。

やがて食料は尽きる……。
アトミ

アトミの感想・評価

3.5

70点

船長の亀五郎、甥っ子の三吉、八蔵、海女の五郎助。
4人は仕事の為に漁船で海へ出るが嵐に巻き込まれ遭難してしまう。

食料も少なくなり、何とか生き延びようと節約努力する亀五郎と三吉(こんぴら…

>>続きを読む
cian

cianの感想・評価

-

初めの出航のシークエンスとか、飢えた人物たちの顔の上を横切る光陰とか、揺れる船の動きのように滑らかで艶やかなリズムが狂いなく完璧に完成していて凄かった。俳優さんたちもみんな鬼気迫る表情で本当に飢えて…

>>続きを読む
遭難した船上の四人。ほぼそれだけの限られたシチュエーションで展開するが、まぁ見応えあった。唐突なラストに呆然。音楽は確かに違和感を感じた。
致命的なまでにシーンと音楽が合ってないけど、作品自体は良い。人間が動き、徐々に止まっていき、見上げ、見下ろし、落ち、堕ちる。
やーち

やーちの感想・評価

3.4
三吉の無駄死に。どーせなら食べればよかったのに。人間たらしめるものは食欲なのか、それとも信心なのか。

あなたにおすすめの記事