きゃん

王様とボクのきゃんのレビュー・感想・評価

王様とボク(2012年製作の映画)
3.3
6歳のときに不慮の事故で昏睡状態だった友人が12年ぶりに目を覚ます。しかし精神状態は6歳のときのままの。主人公ミキヒコと昏睡状態から生還した友人のモリオとの友情を描く。また、大人になることに不安を抱くミキヒコが6歳のときのままのピュアな心を持つモリオを通して心情が変化していく様子を描いている。

6歳で時間が止まっている友達とその間の12年間を生きてきた自分。
12年前と同じような関係に戻れると思う気持ちと実際に会うと感じる距離感。
子供の頃は早く大人になりたいと思っていたが、いざ大人を目の前にすると大人になんかなりたくないと思う。
複雑な思いや心の葛藤を抱える主人公を松坂桃李が上手く演じていた。
外見は大人で中身は6歳のままという難しい役を菅田将暉が見事に演じていた。菅田くんは演技の幅が広い。
二階堂ふみちゃんの無邪気な演技がかわいすぎた。

ラストはモヤモヤする終わり方で消化不良な感じ。内容を楽しむというより、俳優陣の演技に魅せられる作品。