RIO

昼下りの情事のRIOのレビュー・感想・評価

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.9
魅惑のワルツに酔いしれる
オードリー・ヘップバーンにうっとり
モノクロの神秘的な美しさ

ホテルに向かう車の中で楽器を抱えてる
アリアーヌが全然前が見えてないとか
ビリー・ワイルダー監督は
「お熱いのがお好き」のマリリン・モンローとか
どの女優の可愛いらしさも映し出すのが天才的

ぐるぐる繋がっていく人間の縁が面白い

フラナガンの前で余裕なフリをする
夏なのにシベリアの毛皮のコートを羽織り
少しでも魅力的な女性になりたくて
大人に成り切れてないアリアーヌ

オペラ座のトリスタンとイゾルテもロマンティック

ラストのシーンはもはや蜃気楼に近い
全然大丈夫じゃなくて喋りまくり
可哀想過ぎてバタバタしてしまう
背中を向けて目に涙を浮かべる
アリアーヌは抱きしめたくなります
みんなに愛されるわけですね
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