メントール犬佐

ラスト・ブラッドのメントール犬佐のレビュー・感想・評価

ラスト・ブラッド(2008年製作の映画)
1.2
同名(原題のほうね)のアニメ映画の実写化らしいのだけどオリジナルは未見。WIKIを観る限り押井絡みだったり派生作品を多く生んでいたりとソッチのほうは面白げ。でもこっちはアレげ。

真面目かよ!っていうね。監督さん。真面目っていうか事務的というか・・・なんというかこういうあらすじ・・・「セーラー服の美少女がオニと呼ばれるモンスターをカタナで殺しまくります!」みたいな物に期待されるのってやはりパワーというか勢いだと思うんですけど、徹底的にそれに欠ける。ワイヤーアクション含むアクションシーンは頑張ってるし、画もキレイだし役者も悪く無いけど、生真面目で予定調和な演出が退屈。

というとダメだけどそこそこの佳作くらいに聞こえてそうで嫌なんだけど、ストーリーは詰め込みすぎがミエミエで消化不良、筋が通らないことばかりだし、人体破壊描写がCGってのは流石につらく、特に血の演出がフルCGっていうのはプレステのゲーム画像みたいで味気ない。ちょっとくらい血糊使ってよ!BLOODをタイトルにしておきながらこの血糊量は詐欺ですよ。JARO!誰かJAROに直訴して!!そもそもこの監督さん本当はこんなB級アクション映画なんか撮りたくなかったんじゃないのかしらと思ってしまうくらいの愛の感じ無さ。B級は愛だろ愛!長瀬愛!

主役のチョン・ジヒョンちゃんがサマになっているのでまだ観れますがコレ日本人主役に据えたらヒドいことになったんだろうなぁ。しかしですね、ラスボス役の小雪の顔が本作のどのクリーチャーよりもNO特殊メイクなのに怖いという日本の底力をちょっと見せてくれた感もなきにしもあらずというところです。

しかし日本原作の忠実な原題である「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を、こっちでソフト化するにあたって、わざわざ邦題として「ラスト・ブラッド」って付ける神経はどうなっているんでしょうか。正気の沙汰かっていう話ですが、まぁもう毎度のことなんでどうでもいいや。