⚪概要とあらすじ
日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化したサバイバル・アクション。
セーラー服に身に包み、孤独とともに生きる16歳の少女サヤ(チョン・ジヒョン)。運命のいたずらか、神の無慈悲か、人類の未来を背負わされることになったサヤは、黒筒に忍ばせている日本刀をバンパイア相手にきらめかせながら、戦い続けてきた。世界の危機を救うため、そして自分自身の運命を切り開くために戦うサヤだったが...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“切り開く- 私の運命”
「お心はお決まりですかな」
⚪感想
実写化作品。
小学生ぐらいで土曜日の時に高校生くらいの女の子が刀に血をつけて戦うで暗いアニメのようなものを観たのが印象に残っていて実は『BLOOD+』だったらしい。しかも2000年に公開された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』という映画を元に色々新しくしてアニメ化したのが『BLOOD+』で、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写化したのが今作だとか。
意外と繋がりがあってびっくりした。
あまり説明がなくて分からないところが多かったけどそれなりにお金はかかっていそう。
サヤとオニゲンがめちゃくちゃ美しい。
サヤを演じるチョン・ジヒョン。クールでかっこ美しいし、目付きが好き。セーラー服がとにかく似合う。
オニゲンを演じる小雪さん。白い衣装が似合うしお美しい。英語もいい感じ。
英語がめちゃくちゃ聞き取りやすかったし、簡単な文だった気がする。
主人公が英語の時は字幕で日本語は吹き替えで観やすかった。小雪さんまで日本語は吹き替え。
ヴァンパイアなのか鬼なのかはっきりしない。
鬼がいっぱいいたところのアクションシーンがやたら長いのとアクションシーンを頑張りすぎてほぼゲーム。
ワイヤーアクション。ワイヤーアクション。ワイヤーアクション。
刀のスパスパ感と血の飛び散る感じは好きだった。
かわいい女の子にセーラー服で刀を持たせるビジュアル好き。
ザック・スナイダー監督辺りに任せておけば間違いなかったのではって思った。
ハリウッド映画と勘違いしている人も多いみたいだけど香港とフランスの合作みたい。しかも撮影は中国とアルゼンチンでしていてセリフは英語と日本語っていう複雑さ。
『ストリートファイター』のチュンリーの実写よりは良かったと思う。
⚪以下ネタバレ
アクションシーンが桁違い。
刀でスパスパはいいとして、鉄パイプで串刺しは無理かな。まぁサヤ強いからいけるか。
サヤとオニゲンがとにかく無敵な割には決着が雑。アリスに気づいてよオニゲン。
オニゲン血じゃなくて墨吐くし。
サヤが血を飲ませたり飲んだり。
オニゲンがサヤの母親だったという衝撃の事実。
サヤの所属している秘密組織の間抜けっぷりを観てから物語がつまらなくなる。
⚪鑑賞
⚫GYAO!で鑑賞(字幕・吹き替え)。