巨匠たちによる10分間の映画の連続。
それぞれの個性が当たり前だけどでてる。
個人的にカウリスマキとエリセとヴェンダースが最高すぎた。
カウリスマキはいつも通りのスタンスなんだけど10分間で愛に溢れてる。祖国に帰ろう、この一言に愛を感じる。
ヴェンダースが思いの外かなり思い切ってる。シンプルに面白い。
他の監督たちの作品もそれぞれ持ち味の色があって面白い。
エリセとヘルツォークの作品には10分間で歴史すらも感じられた。素晴らしかった。
やはり巨匠たちはたとえ10分でも世界を伝えられる力があると完敗した気分。