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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にのめるのレビュー・感想・評価

3.4
エヴァンゲリオン旧アニメシリーズを完走したものの「25話と26話とテロップばっかじゃないかっ!」ということで、シンジの脳内世界の外側では何が起こっているのか知りたくて鑑賞。

(シンジの脳内世界の"おめでとう"の意味は自分なりに感じて&解説を読んで理解したということにした 笑)

でも、他ではパラレルワールドとも言われていてよく分からないのですが、私は25話と26話を補完するための映画だと思って観ました。


前半はアスカのバトルの見応えがすごい!!
アスカめちゃめちゃかっこよかった!!
でも、中学生の女の子にここまでさせていることが辛くなってくる!!

「バカシンジ!」
「あんたバカぁ?」

アスカがこんな状況になっているのに動けずにうずくまってる。
シンジも辛いのは分かるのだけどアスカの状況を見たら泣きながらでも脚を運ぶのかと思ったのに……

みんな溶けていっちゃって夢だと思いたかった。
「死んでないんだ、きっとシンジが元通りにしてくれるんだ」とみんなと同じようにシンジの気持ちに負担をかけ続けて観ていた私。

映画も終盤だけど、きっとシンジが元通りにしてくれる。


だけど……………

デビルマンcrybabyのラストのようになっていて絶句。

アスカじゃなくてシンジなのか。
なぜ首を閉めようとしたのか。
元のシンジに戻ってしまったのか。

「人類補完計画」って?
それで幸せなの?
いいの?


あまりにもシンジたちが可哀想なので新劇場版も観ます。


P.S.
人類補完計画でLCLに溶けて1つの生命体になっただけだから…と思っても個々が消えるのだからそれって死だよね。漫画版のラストと似ているけど繋がらない。
「甘き死よ、来たれ」は好きでよく聴く。
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