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ポーラー・エクスプレスのKのレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
4.5
あるクリスマスイブの夜、成長してサンタクロースを信じることができなくなった少年の前に現れた北極への特急”ポーラー・エクスプレス”。

特急に乗り込んだ子供達と一緒に北極に着くまでの少年の冒険や成長。

サンタクロースなんていない。そんな大人になってから見ると、夢見ることを忘れてたなって気づかせてくれる素晴らしいファンタジー作品。

クリスマスをワクワクしてお祝いする気持ちも薄れてきていましたが、2017年のクリスマスは欧州におりまして、欧州のクリスマスは日本風クリスマスと違って、家族や友人達と集まってクリスマスマーケットに行ったり教会に行ったりして過ごす1年で最も楽しくて大事なイベントの1つなんだなって改めて感じたことも、この映画に感動できた理由の1つかもしれません。この映画を年が明けて見るのは若干季節外れですが。笑

北極までの電車に一緒に乗っているかのような臨場感あふれる映像、美しい物語をうつくしく描き出すCGアニメーションと音楽。世界観もとても素晴らしい。クリスマスをもっと大切に、大人になっても夢見ることを忘れずにいたくなります。とっても感動!

大事なのは列車の行き先じゃない、”乗ろう”と決めたことなんだ。

クリスマスイブにまた観たいです。
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