ぬーたん

ポーラー・エクスプレスのぬーたんのレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
3.9
クリスマスに家族で観るのにぴったりの作品。
ひとりで観たけど💦
イブの暗闇の中をやって来る蒸気機関車。
夢?それとも…。
『銀河鉄道の夜』や『銀河鉄道999』とか、この設定は心躍るわ。
子供になって純粋に楽しまなきゃ。
細かいことは気にしない。
監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス。
こういう夢のある映画が上手。少年の心を持っているのかな?
今迄観る機会がなかったけど、もう14年前の作品。
俳優の動きをセンサーで読み取りCGにする、モーション・キャプチャという手法で、本物のように思える人の表情に動き。
あまりにも精巧で逆にちょっと気持ち悪いかも?
この主人公の少年の動きがやけに大人びていて違和感があったけど?
何と車掌役だけと思ったら、この少年にボーボー、サンタまで、トム・ハンクスがキャプチャを担当したって。
これはもう、トム・ハンクスの映画だわ。
車掌はもうトムそのもの。禿げた頭も、わ~いつトム禿げた?ってなる位、本人。
人物も凄いが、なんせ背景や汽車、全ての映像が綺麗である。
ジェットコースターに乗っているような、スピード感と絶叫しそうなスリルがある。
遊園地のアトラクション好きだから、楽しい!
一番気に入ったのは、ココアをサーブするシーン。
時間が押していると言った直後に、何故か飲み物は要らないか?とトム。
そして、熱々のココアが注がれるのだが、その男たちの動き、パフォーマンスと歌が楽しくて。
屋根の上のボーボー、スモーキーとスチーマーのデコボココンビ(声優さんが急死したのは残念)こどもたち。
サンタや仲間たち。みんな好きだな。
氷の上を走ったり落ちそうになったり、屋根に上って綱渡りして、空を飛んだり、ハラハラしながら自分も子供になって、楽しんじゃった。
また、クリスマスに観る映画が増えたわ。
ぬーたん

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