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フェーンチャン ぼくの恋人のめるのレビュー・感想・評価

2.3
タイ語の授業で観ました!

『小さな恋のメロディ』『マイガール』『テラビシアにかける橋』を思い起こす映画でした。

当時のタイの流行歌がかなりの頻度で挟まれていて、しかも、それが登場人物たちの心情をご丁寧に説明してくれていて分かりやすかった(笑)
でも、日常を描くのは良かったけど、あまりストーリーに進展が見られなくて中だるみ感はあった。

あーいう意地悪な男の子ってどこにでもいるよな~。そして、この年頃の女の子は男の子よりも背が高い。
ジアップは意地悪な男の子がリーダーのグループに加わろうとしていたけど、私はこれがどうしても理解できない。まぁ、きっと女の子たちと遊ぶよりも意地悪な男の子たちと遊ぶほうかいいんだよね。「ほんと男子ってバカ!男の子って嫌い」と言う女の子が男の子に反発するお年頃です(笑)


最後が…追いつかなかった!!ハッピーエンドの映画も多いけど、こっちのほうがリアルで切ない。
それでも、お母さんはなんで息子を起こしてあげないの~?物語を盛り上げるためのラストなんだろうけど、肝心なときに息子を起こさないお母さんにすごく違和感。しかも、しつけに暴力を振るっていて不愉快だった。この時代はしつけのために暴力を振るうことが問題にならない時代なんだと分かった。今なら問題になるだろうけど。


ノイナーが可愛かった。転んで「大丈夫!」っていうところが好き!
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