塔の上のカバンツェル

駆逐艦ベッドフォード作戦の塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

駆逐艦ベッドフォード作戦(1965年製作の映画)
3.9
ソ連潜水艦を執拗に追跡する米駆逐艦の艦長と、軍医、新聞記者がヒューマンエラーから偶発的核戦争の最中に突入していく…

「博士の異常な愛情」の筋書きを連想するのは、製作陣にキューブリックの仕事仲間がいるからな模様。

「博士の異常な愛情」とほぼ同じ筋書きで進む顛末なんだけど、展開される場は駆逐艦内とかなり内容も絞ったのがこっち

博士〜がクレイジーを畳み掛けてくるのに対して、こちらは最後に嘘みたいなブラックジョークみたいな悲劇で閉める

1965年公開の映画で白黒画面ではあるものの、ミリタリーなセットの作り込みと画面が荒くなくて非常に美しい点も「博士の〜」と類似点
それもそのはずで、今作の監督はジェームズBハリス、撮影監督もギルバートテイラーと布陣が同じなのね