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NINEのakrutmのレビュー・感想・評価

NINE(2009年製作の映画)
4.7
フェデリコ・フェリーニの有名な映画 8 1/2 をミュージカル化した本作品では、脚本が全く書けなくなった映画監督グイドが見る虚構・妄想の部分が歌と踊りで構成されている。

何と行っても本作の魅力は、豪華な女優陣のミュージカルシーン。個人的には、ペネロペ・クルスのセクシーな踊りと歌に完全にノックアウトされました。ケイト・ハドソンはいつもと何か雰囲気が違って、最初はケイトだとわからなかった。ソフィア・ローレンまで出てくるのが凄い。

女優陣とともに、グイドを演じたダニエル・デイ=ルイスの色男っぷりも見どころ。彼が若い頃に『存在の耐えられない軽さ』で演じたトマシュの色男ぶりが個人的に好きだったが、その感じが50歳になった本作でもいかんなく発揮されていて、大満足でした。
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