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マルホランド・ドライブのAKALIVEのレビュー・感想・評価

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)
5.0
🅟🅞🅟 🅛🅘🅕🅔 ⓉⒽⒺ ⒻⒾⓁⓂⒶⓇⓀⓈ

鍵🔑は何なのか???

今改めて観ると…
その前にこのレビューの目的をはっきりさせておきます🔚それは「現代とは何なのか?」「現代人の所作とは如何様か?」

何度目かの核被害の危険が差し迫る中、こう想った、「どう考えても、現代はループしている!そんなループを、螺旋状に進ませて行くためにはどうしたら良いのだろうか?自分自身を常に批判的に観るコトが必要?」…またこうも想った、「『進むべき未来』など有りはしない!地球をシェアして生きていく(だけの)コトを成し遂げるためには “前に進む” のではなく、やはり “ループ/回帰” こそが最適解なのだろう…だからと言って『地球の資源は無限』???『気候危機はフェイク・ニュース』???『核抑止論は有効』???その手のタワゴトは、近代人が自己を追求する中でついたウソっぱちだ!!!」と‼️‼️

このレビューの後半部分を先に書き終える際に、積読していた久保憲司さんの『ザ・ストーン・ローゼズ ロックを変えた1枚のアルバム』をやっと読み、『ツイン・ピークス/Twin Peaks』と「アイ・アム・ザ・リザレクション/I Am the Resurrection」の関連性が語られとてもビックリしてしまいました‼️

#POPLIFEThePodcast #242 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』がマジやばい https://spoti.fi/3pzjezi #243 続・映画『ウエスト・サイド・ストーリー』がマジやばい https://spoti.fi/3sJ5W4U がきっかけ🗝🔑

生産ではなく(性)愛について、考え始めた❗️

アートワークの似ている『キャロル/Carol』(2015)と『マルホランド・ドライヴ/Mulholland Drive』(2001)のモチーフの近似性、テーマの類似性、それら撮った両者の作家性の類似性は、偶然か必然か⁉️⁉️

さて、今改めて観ると
ハーク・ハーヴェイ/Herk Harveyによる『恐怖の足跡/Carnival of Souls』(1962)とビリー・ワイルダー/Billy Wilderによる『サンセット大通り/Sunset Boulevard』(1950)から始まり

デヴィッド・リンチ/David Lynchご自身による『ブルーベルベット/Blue Velvet』(1986)からも参照

ロックンロール/Rock'n Roll(ざっくり1950-1960s)からも引用・参照

その辺りで構成されていると想われるが、それを大したコト無いと捉えるか、盛り沢山と捉えるか、如何でしょうか???

鍵🗝はロックンロール/Rock'n Roll(ざっくり1950-1960sの対話)ではないか!!!

🚨❤️‍🔥❤️‍🔥🚨❤️‍🔥❤️‍🔥🚨❤️‍🔥レビュー暴走中🚨🚨

歴史と時空を絶妙に歪ませた世紀のデュナミスが、1950年代半ばのロックンロールだ‼️

ま〜、ロックンロールは最高の音楽ですよ❗️

今振り返るとまどろみに想えるあの理想のハーモニーは成し遂げたモノ・コトも多いのだけれども、残念に終わったコトもあった!

それは現在(いま)も解決出来ずにいる!

LGBTQ…ジェンダー、フェミニズム…🔑🗝(が想ったよりかは対話が発展しなかったコト、個人的に気になるね)

優れた映画はいつもオーディエンスを映し出す❗️

昨日の様には平穏でいられなく、迫って来る‼️

現在(いま)もどうしようも無く途方に暮れる、これが私のトラウマ映画(館)‼️

There is a light and it never goes out❕

Can you hear me, Major Tom❔

Love, love will tear us apart again❕

戻る!戻る!戻る!歴史/過去に戻る‼️‼️

だからこそこの映画は素晴らしく、残酷で、現代の扉を再び開けた‼️‼️

現在(いま)は、これが “最後の扉” なんだと想えてならないのだけれども、この扉が開いたコトは、福音でしたね

❤️‍🔥❤️‍🔥🚨🚨❤️‍🔥❤️‍🔥🚨🚨暴走真っ最中🚨❤️‍🔥

映画の始まりは、カークラッシュ/Car Crash

綴りは微妙に違うのだけれども、ザ・クラッシュ/The Clashのコト(ボロボロになるまで闘うそうだ)

「ロンドン・コーリング/London Calling」(1979)のリリックはこうだ

氷河期が近づき 太陽が迫りくる エンジンは停止 小麦もろくに育たない 原子力事故 でもそれがどうした 沈みかけのロンドンで 俺は川縁に住んでるんだぜ/The ice age is coming The sun's zoomin' in Engines stop running The wheat is growin' thin A nuclear error But I have no fear Cause London is drownin' I live by the river

それはサッチャー/新自由主義者との闘いだった

「原子力事故 でもそれがどうした/A nuclear error But I have no fear」と歌う理由は複雑に想えたのだけれども、現在(いま)だと、「テロとの戦い」だとか「中国が攻めてくる」だとか、国が国民に対して押し付けて来る(狂う🤪)いわゆる、 “大義/Cause” と言われるモノでしょう❕

そして1980年代を通して、パンクvsサッチャーが繰り広げられていく…のだが…

『ツイン・ピークス リミテッド/Twin Peaks Ltd.』(2017)のレビューでかなり長く、散々脱線して、書いたコトは…パンクの敗北(と再生)だった

ジョイ・ディヴィジョン/Joy Divisionのイアン・カーティス/Ian Curtisはてんかんと冷めた夫婦仲、不倫に苦しみながら、自殺し、人生を終わらせてしまった

ただしその歌は同性愛者が異性愛者と結婚してしまい、偽りの結婚生活に耐えられなくなり、同性と(性)愛をするのだけれども、終に居場所を失って…自殺した…とも解釈をさせたりする‼️

ザ・スミス/The Smithsによる「ゼア・イズ・ア・ライト/There Is a Light That Never Goes Out」(1986)では同性愛者が「ダブルデッカーバス/二階建てバス」や「10トントラック」に轢き殺されるコトを夢観る

それは(性)愛するヒトと添い遂げる唯一の方法(社会的に許された)を歌っているのみならず、まるで自分たちのカミングアウトを邪魔するのは自分たちと全く変わらない街の労働者であって、その歌は、傷つけ合う市民を上の方で笑っている新自由主義者たちを糾弾する鋭利な刃物だと現在(いま)は想うのです‼️

鍵🔑で扉//ロックンロール/Rock'n Roll(ざっくり1950-1960s)を開けてかつての無邪気さは感じられなくても、かつて存在さえなかった(!!!)ヒトたちを歴史/過去に戻ってとことん描くコトで、ロックンロールの時代に足りなかったディテールは終に埋められた…

それがこの映画の素晴らしさだろう???トム少佐/Major Tom

ニンゲンの進歩は終わった

明日は昨日

今は過ぎ去る

だからこそ🔚

ザ・ストーン・ローゼズ/The Stone Rosesの「アイ・アム・ザ・リザレクション/I Am the Resurrection」(1989)が、始まりのビートは、スタックス・ビートで、雷鳴がとどろくエレキ・ギターが加わり、状況の変化を伝え、たった2回のコーラスでは「復活」を告げる不遜さ!「ストーン/クスリでいい気分」な「長いベロ」と言えばザ・ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones!(ここで一呼吸) “彼らとそのお仲間” という “ゲームの規則” を打ち破るべく、どうにもこうにも新自由主義者に誰もが成り下がる状況に対し、1980年代を通してサッチャー/新自由主義者と闘ったパンクやオーディエンスに対し「違うんだ!/そうじゃないんだ!」と同郷人に語り掛ける様に、ザ・スミスのギターに似た旋律が聴こえ、まさに “ご愁傷さま” と弔い/葬いをする‼️超一級のポップ・ソング‼️‼️

🚨❤️‍🔥❤️‍🔥🚨❤️‍🔥❤️‍🔥逆走列車進行〜❤️‍🔥❤️‍🔥🚨

レビュー長くなりましたが、トッド・ヘインズ/Todd Haynesと肩を並べるデヴィッド・リンチ/David Lynchがやったコトは1人1人の懐かしさ/光の中の疑問/影を凝視め、内側から再び光り輝くと言うコト、ソレは、奇妙に歪んだ白黒の市松模様に見事表現された、この世に落ちたキー/鍵なのではないか???
終に全てが託された

現代を生きよ!!!と告げた鍵🗝とは???

🅘 🅐🅜 ⓉⒽⒺ ⓀⒺⓎ🐀
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