停滞

マルホランド・ドライブの停滞のレビュー・感想・評価

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)
4.3
人間が無意味な現実から要素を選りわけ掬いとり構成し意味付けするように、この映画では時系列・精神・人格・夢・妄想、どれかわからないけどバラバラになった要素のつながりを見つけだし能動的に構成しなければならないのだろう。必然的に難解、この世界は複雑だみたいな。やられた〜〜

もう一度見ないといけないけど、とりあえず解釈を考えてみよう〜

ダイアンをどう捉えるか。ベティはダイアンの隣人に顔を見られたがなんとも言われていないので、ダイアン=ベティ成り立たず一つの世界じゃなさそう。前半がダイアンの夢・妄想・願望の世界なんじゃないかと言うのが個人的にはそれらしい結論かな。カミーラに全てを忘れさせ(パーティーの前の時間で)、自分の元へ来て欲しい!おまけに役もゲット!女優として評価されるもあそこで帰るのはリタの方が大事だって意味でしょうか。なんか微妙だな、しっくりこない。

じゃあ、なぜダイアンの家を訪ねる下りがあるのか。
青い箱・鍵。これ誰が渡したとかどっからきたとかわからん。
これはかなり難しい〜
停滞

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