内容はリンチらしい難解なもので、二度三度見て、それでも視聴者の捉え方に委ねる的な作品。
世界観はツインピークスに似ている。
虚構と現実が織り混ざり、頭が混乱する事がしばしば。
それに主人公が2人いて、青い鍵を使った事により前半と後半で同じ女優ながら別の人間となる。
じっくり見入ってないと置いてかれる。
出てくる登場人物も、例えばカウボーイが現れるのだが、こいつ死神かな?といった推測で見る必要もある。
簡潔に言うと主人公がハリウッドでこうありたかったという妄想な作品で、リンチ自身が映画を撮るための制限や不満も混ぜて作ったのではなかろうか。
難解で分かりにくい。不思議な世界。
何度も見たくなる中毒性。
個人的には不満もなくはないが、大好きな作品。
余談だが記憶を失った主人公がリタ・ヘイワースのポスターを見て、名をリタと名乗るのだが、リタ・ヘイワースといえばスティーブン・キングの刑務所のリタ・ヘイワースを思い出す。
映画ショーシャンクの空にの原題。
リタ・ヘイワースは度々映画の中に関わるような名女優なんだね。
一作品も見た事ないから今度見てみたい。
◼️物語、構成 5/5
◼️演者、演技 4/5
◼️演出 5/5
◼️衣装、メイク4/5
◼️音楽 5/5
◼️美術 4/5
◼️満足度 4/5
◼️万人受け 1/5
◼️病みつき度 5/5
◼️涙 1/5
◼️恐怖 2/5
◼️安らぎ 1/5
◼️笑い 1/5
◼️アクション 1/5
◼️謎解き 3/5
◼️エッチ度 3/5
◼️グロ描写 1/5
◼️胸糞 2/5
◼️歴史的背景 1/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5