「マルホランド・ドライブ」に投稿された感想・評価

masayaan
4.0
なるほどこれは....すごい映画だ。すごい映画なのだろう。すごい映画なのだろうか。タランティーノ的な時系列操作が可愛く思えるほど、物語の「位相」の操作。「謎解きしてからもう1回見たい!」というより、「ハリウッド映画の『死ぬまでに見たい名作100』的なものを見てからもう1回見たい」感じ。
atsuki
5.0
【生き様に乾杯】

「夢追い人に乾杯を」に対して、リンチの世界観と共に「ボンクラ野郎に乾杯を」を掲げた残酷でありながらも美しく仕上げたミステリー。

「憧れ」と「嫉妬」
「栄光」と「挫折」
「理想」と「現実」

主人公のベティを通して見せられる不条理で、無秩序な前者とは程遠い現実世界に、我々は苛まれながら生き続けなければいけないのか?

またいつでも後者にある我々は、事実を捻じ曲げて、記憶を再構築させた「夢」を楽しむ事しか出来ないのか?

生き続ける事から「逃避」をする為に、その「夢」をオカズにして自慰行為をするベティは無性に腹立たしく、ただ泣き崩れるしかないのだ。

冒頭に見せられる「憧れ」と「栄光」と「理想」とは対照的に、『ブルーベルベット』の様な地獄巡りを終え、存分に世界のダークサイドを目撃したベティはどん底へと堕ちる。

自分が誰で、ここがどこかも分からない。

ベティは「夢」と「現実」の狭間に生き、迎えるラストは正に「ボンクラ野郎に乾杯を」する。

あの伝説のパイロット版『ツインピークス』とリンチが極限まで達した『ツインピークス』の第29章を無理矢理繋げた様な難解さ。噛み合わないところもあるが、それは「現実」自体が「夢」よりも難解な事を示している様である。

それほど「現実」は残酷なものであり、「夢」に生きる事はそれだけ楽なのだ。

けれど、そうもいかないのが「現実」であり、我々は本能的に「夢」に生き様としてしまう。

この答えの出ない「無限後退」を感覚的に与えてくるのがリンチの映画なのかもしれない。彼の映画が「難解」、つまり「解くのが難しい」と言われるのは、解く/解かないという以前に、そもそも解けないからこそ難しい、それが「難解」と言われる本質的な部分なのかもしれない。

それでも「映画は夢だが、リンチの映画は悪夢」と言われる様に残酷な答えを提示してくれるのだ。

今作では度々記述した「ボンクラ野郎に乾杯を」がその残酷な答えである。

ベティは夢追い人で、夢が叶う街ハリウッドに上京し、女優を目指して頑張っていた。しかし、そう簡単にはいかないどころか、ある女性に恋をし、そこから全てが狂い始める。

「嫉妬」や「挫折」、そして「現実」を見てしまったベティの起こすラストの選択。

狂って、狂って、狂い続け、儚い「夢」も辛い「現実」も味わえば、夢追い人はただのボンクラ野郎に様変わりする。

結局ボンクラ野郎はボンクラのままで、「夢」を見ることさえ許されないのかもしれない。そう思わされると同時に、だからこそ「夢」を見る事の素晴らしさやベティのどうしようもない様な生き様に、ボンクラ野郎の我々は彼女に乾杯するのだ。いや、乾杯しなければならないのだ。

最後にラスト後の話をしたいので、以下はネタバレになります。



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


-----------------------------------


ベティ(これも仮名である)の選択は、追い詰められた末の自殺だった。

つまりは、いわゆる前半の「夢」パートは自殺前に見たある種の走馬灯であるのだ。

わざわざネタバレをしたかったのは、ベティは自殺したが、本当に死んだのか?という事について話したかったからだ。

ボンクラ野郎の映画を思い出して思い出してください。

『タクシードライバー』のトラヴィスはなぜ生きているのでしょうか?

『ファイトクラブ』のなぜエドワード・ノートンのタイラー・ダーデンは、頭を撃っても死なず、ブラッド・ピッドのタイラー・ダーデンだけが死んだのでしょうか?

これだ!とその理由は明言出来ませんが、それぞれの映画が、それぞれにとってのイニシエーションの様になっているのではないだろうか。

それはある種のメタファーの様でもあり、ボンクラな自分を殺す事で、ボンクラを卒業するのだ。

だから今作も、ベティの自殺はボンクラの卒業なのかなとも思っている。

あくまで憶測に過ぎず、死んだと解釈するのが普通だと思いますが、たとえドアの前に警察が来ていて、たとえ指名手配されてい様が、ベティはあの後ふと生き返り、強く生きていくんじゃないのかなと思わざるを得ないのだ。

だからこそ、また彼女に乾杯したい。
記念すべき700本目!

鬼才デヴィッドリンチの名作「マルホランドドライブ」でしたー。

キングダムの作者、原さんがなんかのインタビューで激推ししてて観よーと思ってたけど140分映画とかなり長いから敬遠してた。

リンチさんだからサスペンスなのはわかってたけど彼の映画の中でもものっすごいモヤモヤさせられる作品だった。

ほんと最後の方になんとなーく全容が見えてきてあー?なるほどなー?、、、、てきな感じで解説記事読んでやっと納得する感じ。

サスペンス慣れてない人やひねくり廻した映画が嫌いな人にはオススメできないね。

逆にハナからオチが読めちゃう最近の映画に飽きてる人にはオススメ。
みなみ
4.0
話は難解やけど、世界観だけでも楽しめる。
chihi
3.8
昔見たと思ってたけど見てなかった。わおー、なんだろこれ。寝苦しくて眠りが浅い時に見る夢みたいな…
最後の方でなんとなく理解。理解?したかな?たぶん…
ナオミ・ワッツの演技がすごい。おっぱいも◎
映画研究のゼミで発表しました
シュルレアリズムの極致
謎謎謎謎謎謎謎謎謎謎謎謎
不思議な映画。
内容ではなく、シーンだけが記憶に残った。
いつか、もう一度見ようと思う。
>|