マルホランド・ドライブの作品情報・感想・評価

「マルホランド・ドライブ」に投稿された感想・評価

『わたしのあたまはどうかしている。』

夢と妄想。
記憶と現実。

頭の中を覗いてるような衝撃。
観ているこっちの頭がどうかしてくる。

映画が始まってすぐに、違和感のある世界に引き込まれる。
そしてその世界は、様々な感情と、独特な魅力に溢れかえっている。

この映画には麻薬のような中毒性がある。

ナオミワッツの演技力に脱帽。

個人的にリンチ作品の中で一番好き。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.0
「マルホランド・ドライブ」
今更語る必要もない程、傑作でD.リンチの代表作の1本。官能的かつ精神的な二面性を持つ本作は様々な映画の影響を感じる。全く予測がつかない展開とリンチ独特の世界観と効果音、引き込まれる幻想的映像表現には中毒性がある!頭で考えるより体で感じる唯一無二の映画だ
カツマ

カツマの感想・評価

4.0
エンドロールで『しまった、こういう映画か』と思わず舌打ちしそうになった。確実にヒントを拾いきれていなかったから。
正にデヴィッドリンチのイメージそのもの。現実と虚構の境界線を巧みな構成力でボカしたトラップサスペンス。鑑賞者に考察させることまでを含めて作られており、わざわざ分かりにくい構成にしてあるあたりが嫌らしい。これが正解だろうというのはあるけれど、リンチの想像を越える解答を提示したとしても誰も文句は言えない作品だ。

ハリウッドの近くの山道マルホランドドライブにて車同士の衝突事故が発生。乗っていた女性は何とか生き延び、山を降りた先にあるアパートへと忍び込んだ。
シーンは変わり、女優を目指してハリウッドにやってきたベティは叔母のツテでアパートに赴くも、そこで忍び込んでいた事故の被害者の女性と鉢合わせする。その女性は自らをリタと名乗るが、何と彼女の記憶は事故のショックで失われていた!リタの記憶の所在を突き止めることにしたベティは、次第に暗い影に飲み込まれるようにリタの秘密へと迫っていく。

あらすじを書いてみたけれど、リンチの片棒を担いでいるようで少し罪悪感を感じてしまう。前半と後半でストーリーが分かれており、2つのストーリーの共通点をどれだけ拾えるかが物語の鍵だ。恐らく2回目を見れば完全にスッキリするだろうが、このままモヤモヤしていたいものだ。そもそもサスペンスは最後に答え合わせをするのが定石になっているが、それは必須ではない。たまには答えをこちらに丸投げするサスペンスがあってもいい。
若かりしナオミワッツの演技は後半に行くにつれて鬼気迫るものに変わる。前半と後半の彼女の演じ分けも大きな見どころの一つだろう。
す

すの感想・評価

3.8
最初見終わった時の感想が...???というもの。またみたい。これをみて裏切りのサーカスを見たくなった。
にこ

にこの感想・評価

3.8
過去鑑賞
ジェイ

ジェイの感想・評価

5.0
1回目
これはすごいな。ただ見ただけでは解釈不能だった。
解説書読んだら論理の一貫性というか物語の反復性が透徹されていて合点がいった、めちゃくちゃ面白い。夢と現実が複雑に折り重なり入れ替わりながら時系列もバラバラであり限定的な開示が成されながら物語はあっという間に終わってしまった、圧巻だった。
ヨウ

ヨウの感想・評価

4.0
マルホランドドライブで起きた交通事故により記憶を失った女の真相を辿るサスペンス映画。
妄想と現実が複雑に入り交じる物語。
盛り上がりとか緊迫感にはやや物足りなさを感じつつ、エロスには満足。それら踏まえて現実味のある演出がされていて、登場人物の劇中での映り方においても、滑稽さ恐ろしさなど細かく演出されているので、真相を理解した上で観るとスッと入ってくる。妄想と虚像というのがキーワードになると思った。相手は自分を映す鏡、あの人物の劇中の見え方にはこういう意図があったのかとあとあとで解ってくる。
抽象的な描き方が多く難解な仕掛けの多い映画だから初見での感想というよりかは、あの場面の意図は?とか考察ありきで観て、見応えあるな〜という感想。
mikenekos

mikenekosの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

一切の前情報無しに個人的に考察しながら観て、あーだこうだ考えてたら終わってた。エンドロール中、答え合わせに考察サイトを見に行ったら自身が全く見当外れなことを考えていて笑った。

本作は難しそうに見えるが、答えを知ると単純明快な作品だった。夢現を交え、時系列を崩し、登場人物を多くして視点を増やすことで複雑怪奇にしているように見えるけれど、答えを聞くと何だそういうことか、という感じ。理想と現実、虚構と事実を面白く描いた映画。
ageless505

ageless505の感想・評価

5.0
夢と現実、願望と絶望、さまざまなイメージが交錯して描写されるので、観る側に解釈の洪水が押し寄せる作品。

「事実は小説より奇なり」とは言うけれど、この作品が作られた当時は事実として売れてない女優だったナオミ・ワッツが、本作で実際に売れない女優を演じたことが一つのキッカケで広く世に名を知られるようになった、という逆説的な事実までも含めて、マルホランドドライブという映画なんだろうと思う。
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