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U・ボートのmiのレビュー・感想・評価

U・ボート(1981年製作の映画)
5.0
【感想メモ】
運命という大海の中で潜水艦は浮沈を繰り返すが、艦長の魂は確固たるものとして貫かれる
周囲を死に囲まれた潜水艦という極限状況においては、軍隊の規律である命令-服従の遵守がなによりも重要 そのため士官をはじめ全ての乗組員は、艦を構成し動かすための部品に徹しなければならない
しかしそれは矮小な人間になることを意味しない 恐怖心や故郷への感傷といった我を捨て、自分に課せられた役目に自らの心身を投じること それによってはじめて艦長の魂の具現たる潜水艦は生かされる
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