キミシマムザ裕君

ヒルズ・ハブ・アイズのキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)
3.7
元核実験場近辺の荒野、トレイラーで横断旅行を楽しんでいたカーター家族は道中タイヤがパンクしてしまい一晩を荒野のど真ん中で過ごさなくてはいけなくなるが…

1977年のホラー映画『サランドラ』のリメイク(未鑑賞)
今作の監督アレクサンドルアジャはこのジャンル界隈での知名度が高いらしく、最近ではハリポタのラドクリフ君に角が生えちゃった話『ホーンズ』なんかも監督しているそう。
Filmarksのゲテモノ映画大好きなユーザーのどなたかが結構グロイと言っていたので自分のグロ耐性がどれくらいなのか挑戦するために鑑賞。


結果:全くもって問題ない!

よかった。多分もっとエグくてグロイ映画はこの世の中に溢れているのだろうが今作は自分が想像していたよりは問題なかった!!というか怖いものみたさで見たのに意外と面白くないかこれ!?(笑)
ただし、そのグロさやら内容の問題点から当時の日本劇場公開を当然のごとく見送られ、更にはあの王手レンタルチェーンのTSUTAYA様すらレンタル&販売に難色を示して規制してしまったほどの衝撃作らしい!
チャレンジャーの方々はそれだけ聞いたら少し興味が沸いてきたかな?
内容はいたってシンプル

被爆奇形食人一家 VS 普通のアメリカ人一家

の図だ。ホラーorパニック映画でよくある旅先で足止めされてる間に巻き込まれる系のやぁ~つだ。
今回出てくるのは被爆実験場から立ち退かなかったが故にもれなく家族全員が被爆して奇形で気持ち悪いヴィジュアルになってしまった食人家族だ!さっさと出ていけばよかったものを!
前半は怪しい空気を演出しつつ何事もなく終わることが多く、結構焦らされる。数十分間の焦らしプレイの間

「いつくるんだよ…いつくるんだよ…ヒィィ」

とドキドキさせられながら鑑賞することになるのだが、その不気味で不快な雰囲気と音楽はとてもうまいと思った。
そしていざ襲われてからはハイテンションジェットコースタームービーへ様変わり!爽快バイオレンス!『キングスマン』のマシューヴォーンもびっくりだ!
あっという間に1時間が過ぎていってしまった!

キャストはほとんど無名だが一人だけ!
ジャケに写ってる美しい女性がヒロインは知ってた。
海外ドラマ『LOST』のクレア役や『ワンスアポンアタイム』のベル役で自分の心を鷲掴みにしたエミリー・デ・レイヴィンじゃないですか!
・透き通るような肌
・輝くブロンドヘア
・そして異様にうるせぇ叫び声
まさにパニック映画のヒロインにふさわしい三拍子を兼ね備えています。終始不気味で緊張感漂うこの作品の中でのオアシス的存在であった。ただしもっとエッチなシーンも欲しいのが正直なところ♡
他は無知ゆえか全くしらなかった。強いていうなら犬が強い。
番犬を飼いたい方はジャーマンシェパードドッグオススメです。

思ったよりグロさは控えめだったが、恐らく”核実験”やら”被爆者”、そして妙にリアルな”奇形”あたりがTSUTAYAのレンタルボーダーに引っかかってしまったのだろう!しかしパニック系ホラー好きで観ていない方にはもったいない隠れた良作だと認識した。
ただ、続編は評価が低いようなので見ないです。

((今日ひとつ前にあげたレビュー『海街ダイアリー』と点数が一緒って自分の感性が少し怖い))

パニックホラー好き、爽快バイオレンス好き、そしてTUTAYAがレンタル規制したくらいの映画に挑戦してみたい方にはオススメの作品。