Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ヒルズ・ハブ・アイズのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)
3.6
【恐怖と絶望の哲学】

キャンピングカーで砂漠(核実験跡地)で家族旅行中に奇形に襲われる話

よくある片田舎で異形の者に襲われちゃう系…と思いきや、やはりアレクサンドル・アジャの才覚はそれに留まらない。彼の紡ぎ出す恐怖と絶望の哲学は、単純なテーマにこそ明確に響く。

オープニングでのグロ画像の差し込みは中々ショッキング。闇のフルコースの前菜としては満点。

やはり前半の襲われるシーンが最大の見所ではあるけど、後半の復讐シーンも洋ホラーFPSみたいで光る部分がある。

〇〇が燃えてる所で急速ズームするのが初期のsawみたいで好き