ドキュメンタリーのような映画だった。
なぜ親子がすれ違ってしまったのかはよく分からずだったけど、やっぱり親より先に旅立つのは親不孝だよね。
なんのトレーニングも無しに、こんなお爺ちゃんが930km(!)のサンティアゴ巡礼ができるのか果たして謎だけど、、そこは映画ですから、、
アルベルゲという宿泊所は公営で無料の施設もあれば、映画内で出てきた有料(寄付金らしい)の施設もあり、何れも予約不可とのことで、中々博打。特に信仰はないんだけど、お遍路・四国八十八ヶ所にも昔から興味があるので、興味深く観た。でもこんな汚いところで満足にシャワーも浴びれず数ヶ月…どう頑張っても無理な気がしてきた…
遺灰をそこら中に撒くのって法律的に大丈夫なの〜?とハラハラしながら観たけど、フランスやスペインは散骨に関してとても寛容らしい。
なんかロードムービーをのんびり観たい気分だったので、とても良い時間だった。結局ヨーストが一番信心深かったのではないかな、とサンティアゴ・デ・コンポステーラに着いたシーンで思った。
「宗教と人の信心深さは何の関係もない」。私も無宗教だけど、御先祖様の加護は日々感じてるし、そういうことかな