お遍路とロングトレイルに興味あってみました。
エミリオ・エステベスが!マーティン・シーン瓜二つになっててびっくり。キリスト教文化圏の人たちの巡礼の旅は、私のような東洋人には、思い入れの深さは違うと思うが、歩くことの意味を感じさせられた。スペインの風景を楽しめるが、2時間は少し長いかな?
巡礼なんて、偶然歩く人なんかいない。何かしら訳ありの人達の旅。同じロードムービーなら、爺さんたちがアパラチアントレイルを歩いたロングトレイルのが明るくて好き。
しかし、すごいと思ったのは、遺灰がカンカンに名前シールを貼って、ジップロック入りだったこと。
日本になら、白い骨壷にお骨入りの木箱を抱えて旅するだけで暗くて重すぎ。お父さん、カンカンをリュックのポケットに入れて旅してる。この映画で一番印象的だったし、このいい意味でのシンプルな合理性、いいと思った。
あて、オランダ人の俳優さん、熊さんみたいでなんか好きだなー。
監督はエミリオ・エステベスなので、どこの名前かと調べたら、マーティンシーンのお父さんは、スペインの方なんですね。