ナユRA

青い目の蝶々さんのナユRAのレビュー・感想・評価

青い目の蝶々さん(1961年製作の映画)
4.0
映画監督の妻が蝶々夫人の映画を撮る為に日本へ行きます。彼を追って有名女優の妻も内緒で日本へ行き、お茶屋にいる夫を見つけます。そして、いたずらで芸者に扮装し夫に近づきます。夫は妻だと気づかず彼女を映画の主演にしたい申し出ます。黒のカラーコンタクトをつけヨーコ・モリとして映画の撮影が始まります。

カラーコンタクトがこの時代にあったのかよ!という驚き。妻役のシャーリーマクレーンさんの芸者姿は、ちょっと怖いですげど小柄なせいか外人ぽくはなかったですね。
彼女は普通に英語を話しますが、夫はそこには何も疑問を持ちません。
そりゃ東京オリンピック前の日本ですよ。
グローバル化が進み過ぎてまして、違和感なくみなさん英語話しますもの!
お茶屋の女将さんまでも!

そのへんは置いといてこの映画の魅力はロケを日本で行ったことですね。

金閣寺や歌舞伎座おそらく厳島神社と、場所はわかりませんが相撲のシーンもあるので、当時の日本の映像を見るには楽しかったです。

観光地は今とほとんど変わらないですけど、本当に美しい。画面映えします。
谷洋子さんという日本の女優さんも出てますが、この人も美しかったです。
いや〜日本万歳!

日本人女性の奥ゆかしさを見習って夫をたてろという話でしたが、この監督さんは先日見たゴリゴリの男映画「戦争プロフェッショナル」の方だったんですね。彼はザ・男ですな。

男の立て方と白塗り白人を見たい方にはオススメ作品です。

レンタルがなかったので、DVDは千円で購入しました。
ナユRA

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