ハル・ハートリー作品6つ目です。
「ヘンリー・フール」
ジャケの真ん中のメガネ君がヘンリーかと思ったら…彼はサイモンでした、ごみ収集の仕事をしている無口な青年。
道端で会ったうさんくさい男ヘンリーが、彼に詩を書けとアドバイス。
「危険な思想、わいせつ、ポルノ..」
彼の詩にはそんな評判がある中で、支持する人たちもいて。。
詩の中身は全く出てこない、
どんな詩なのか想像するばかりです、笑
独特のハル・ハートリーのテンポ
不思議な会話と雰囲気…
でも今回はあまり笑えなかった、
不器用なサイモンがいつも傷だらけだったから、体も心も。。
インターネットで詩を拡散…
当時は新しかったんじゃないかな~
有名になったサイモンに
「君は世渡りが上手、俺は下手」とヘンリーが言いますが…
実際は逆だから、ヘンリーのことは好きになれない。
そして、下痢の中でのプロポーズシーンにはびっくり!
トラウマになりそう…笑
終盤の展開にはびっくりだったけれど…
きっちりと甥の願いを聞き入れたサイモンの決断には
ただただ脱帽だよ!
バドワイザーが飲みたくなります、何回出てきたことか…
レストランのアジア系デンさん夫妻、とても親切でした~
奥さん役は監督の奥様である二階堂美穂さんです。