今ではインディアンスからガーディアンズへと球団の名前が変更されていますが、そんなインディアンスに焦点を当てた、野球×コメディ作品。※実話ではありません
話としては「インビクタス 負けざる者たち」や「アイシールド21」などと同じ、弱小チームの成り上がり作品。監督として任命されたルー(ジェームズ・ギャモン)を主に、ジェイク(トム・ベレンジャー)やリッキー(チャーリー・シーン)がワンチームで努力していくさまを描く。
浮ついた雰囲気や夫々が抱えている欠点(マイナスな所)を分かりやすく提示する冒頭。成り上がり作品の最初の醍醐味と言っても過言では無いシーンなので、そこをしっかり映していて好印象でした。特に、ウィリーが変化球には対応出来ない所が好みです。こういう“気づき”を入れる所、純粋に良き。
話は変わり、ニューヨークヤンキースとの初戦。この時の『月とすっぽん』と表現しきれる現状がなんとも凄惨ですが、今後への舵(栄光への)が切られた瞬間を見せる。やっぱりこれも醍醐味!本当に今作は、良い描写が多くて病みつきになる。アメリカでの野球観戦のお供のホットドッグみたいに。
ラストの試合には100の胸アツを感じられ、[Wild Thing]の曲には心躍るものがありました。続編も視聴してみようかな?