すこしずつ狂う日常。からの…!?
セリフ少なく長回し、モノクロ、超絶に地味、だけど意外に興味が持続。
哲学者ニーチェがムチに打たれる馬を見てそのショックで精神を病んだとかいう話が元になっているらしく、そこから創作された物語らしい。
毎日の生活描写、ある起点から少しずつ狂っていく。これは何を意味するのか…?って考えたらなるほどでした。
(その解釈が合っているかはわからない)
映像だけだと狭い世界ではあるけど、このテーマは深遠だなあ。そして、その果ては絶望だなあ。
多くを語らず、多くを描かず。
そんな映画ですが、不思議と見入ってしまう。
*コメント欄に備忘ネタバレメモ。