ニャンタ

英国王のスピーチのニャンタのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.2
指導者の言葉が、国全体の力を左右した時代、吃音症の為に、言葉が出てこないイギリス国王が、ドイツとの戦争開始の重大局面で、国民を勇気づけるスピーチをする実話🇬🇧🤵🏼🎙
 英国王と治療師との友情が、芽生えては壊れて、その度に再構築される様子がスリリングであり、二人三脚で成し遂げる努力の賜物に、感動します👏🏻

 国内のみならず、イギリス占領下の国含めて、国内外の一般家庭、多くの人々が「国王の言葉に耳を傾けて、静かに聞いていた」時代なんですよね…📻🗣

 数々の式典でスピーチをするも、毎回悲惨な結果に終わる”絶望的な失敗”と…最後の成功の対比が素晴らしく、”重圧を押し退けた覚悟”に、感動します😳

 治療の苦しみが実を結び、吃音症を克服した後の演説シーンは、まさに2人の努力の賜物です🤵🏼🎧💿🤵🏻‍♂️勿論、2人の妻たちの大きな支えの存在も、大きかったです👨‍👩‍👧‍👧

 ライオネル(Geoffrey Rush)による治療法は、国王とは扱わず、一人の友人として会話していく所は特に好きで、ゆっくりと心を通わせていく事で、国王は、弱さに立ち向かえたのだと思います❤️‍🩹言葉の重みを知る、素敵な映画です📝📽
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