ライアン

英国王のスピーチのライアンのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.9
大勢の前で話すことだけでも相当のストレスでありプレッシャーだと思うのに、国の象徴としての王の立場でスピーチをしなければならず、更に、吃音のため自分が考える形でその立場を全う出来ない苦しみ、苛立ち等がとても伝わってきた。

そんな彼を優しく包み込む妻、そして専門家ではないけど本音をぶつけられるローグのような存在が必要なことは、王も一人の人間に過ぎないのだということを教えてくれるだけでなく、王ゆえに孤独だと感じさせてくれる。
コリン・ファースの名演技が光る。
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