柴猫

英国王のスピーチの柴猫のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.0
ここ数年の関連作品のおかげで、さらに感動と驚きが増してることに気づかされた。
この後のチャーチルとの協力関係やダンケルクを考えると、この物語が歴史的にいかに重要だったか。

第一次世界大戦の戦傷者達を見て言語療法を始めたローグ。そんな彼がジョージ6世と出会い友情を育み、吃音症の治療にまで貢献したことが後の世界にとっては小さいながらも重要な契機となる。
歴史的な偉人たちや出来事の中には、こうした知られざる運命とも思える出会いがたくさんあるんだろうな。
調べれば調べるほどジョージ6世が魅力的な人物に見えてくる。コリン・フォースはまさに適役。ほかの配役も本当に絶妙でアカデミー賞を総なめにしただけある。

スピーチ映画としては最期まで読めるか心配で内容まで追いつかないんだけど、ここで描かれる二人の友情が後のチャーチルにまで影響を与えると思うと感慨深い。
『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』を見た後や見る前には是非セットで見て欲しい映画。