アカデミー作品賞。
第二次世界大戦時の大英帝国国王・ジョージ6世には、実は吃音症という悩みがあった。彼の吃音症克服、そして言語療法士のライオネル・ローグとの友情を描く。
物語は静かに進行していく。
ジョージ6世が病気に苦しみながらもなんとかスピーチを成功させようともがき苦しむ姿は心打たれる。ライオネルのジョージ6世との心の距離の縮め方などは勉強になる。
高いプライドが邪魔をしてなかなか素直になれない姿や悩みながらも前に進む勇気、病気を克服してもらおうと献身的にサポートするライオネル。人の支えのありがたさを感じる作品。