ガキ

拳銃魔のガキのネタバレレビュー・内容・結末

拳銃魔(1949年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ボニー&クライドの変奏曲であり、ここでも男性能力の不能が強く暗喩される。
ラスト、恋人を撃つことで、遂に不能感は克服されるが、それと同時に死が訪れる。女性を銃弾に、男性を銃そのものに例えたセリフがあるが、銃弾は発射され、対象に到達した瞬間にその命を終える訳で、これも強く性行為をイメージさせる。
性的なイメージを強く振りまく映画であり、ヘイズコードがまだ残っていた時代のハリウッドらしい性的映画なのかもしれない。
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