Jumblesoul

エデンの東のJumblesoulのレビュー・感想・評価

エデンの東(1954年製作の映画)
2.5
旧約聖書のカインとアベルの逸話を元ネタにしたスタインベックの小説が原作。ただし、あちらは父親の話が大半で映画は後半の一部を映像化したものらしい。
改めて観ると、弟よりも兄貴が性格破綻者に見えてしまう。農場を手伝うわけでもなく婚約者といちゃついてばかりだし、レタスの事業が失敗しても心配するわけでもない。それに比べると、弟の方が何倍も父親思いとされるのではないか。
ジェームズ・ディーンは好演だったけど、彼のキャラとしてはやはり次作の『ジャイアンツ』の方が似合っていると思う。
最後に出てくる無責任なブラック看護婦は、助演女優賞ものの名演である。
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