キッチー

タロットカード殺人事件のキッチーのレビュー・感想・評価

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)
3.6
ウディ・アレン監督作品。スカーレット・ヨハンソンとウディのW主演ということでいいのでしょうか. . . ?
二人のバディ映画。

コメディに軽めのミステリーを掛け合わせた映画。舞台はNYではなくロンドン、音楽はいつものジャズではなく、クラシックを使いながらも軽妙に仕上げていて見易く、気軽に楽しめました。

物語は. . .
連続殺人事件発生、犯人が捕まらない中、亡くなったばかりの大物ジャーナリストがひょんなことから犯人を知り、犯人を伝えるため幽霊として現世に現れる。犯人を教えられたのは冴えないマジシャン(ウディ)とジャーナリスト志望の女学生(スカヨハ)。成り行きで調査を始めた二人は徐々に核心に近づいていく. . .といった話。

一方的で噛み合わないジョークが特徴のウディですが、今回はやや抑え気味だったような、ちょっと真面目な感じがしました。 スカヨハ大好きなんでしょうね。なんか会話が噛み合っていました(笑)コメディエンヌのスカヨハもgood!でした。
そしてラストの落ちはウディ監督らしくて好き。

アベンジャーズのブラック・ウィドウ(スカヨハ)にX-MENのウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の共演、そういうところでもワクワクする映画ですよね。30代のヒュー・ジャックマンは普通の演技も上手くて格好良かったです。
キッチー

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