アダモ

フォー・ルームスのアダモのレビュー・感想・評価

フォー・ルームス(1995年製作の映画)
3.3
この時代の雰囲気や空気感、今でもはっきりおぼえてるよ。

やたらめったらCDが売れまくって、テレビが死ぬほど面白くて。
残酷なことは笑いに転化可能っていう時代のムーブメント(主にタランティーノとダウンタウン)。

映画も続々と公開されてて、CMバンバン流れてて。
つまりはイケイケ。

そんなサナカのタランティーノムービーなワケで。
お祭り映画な本作なんだけど必要以上に持ち上げられまくって。
ボクなんかもマンマとノセられて、原作本なんか読んで、観る前の予習してましたわ。

マドンナとバンデラスですよ(笑)
当時のナウなスター勢ぞろいって感じの。

タランティーノと仲間たち。
タランティーノフォロワーやらタランティーノフレンド。
そんな感じの人達が集まってガヤガヤやってる雰囲気。

制作陣もこれからの成長株なんでヨロシクねー!って感じの映画っすわ。

こんなイケイケな空気感!
もう今後映画で出せないでしょ?
出来不出来は関係ないよね。
この空気感を味わう作品なんよ。
つまんねーなんてカマしたら非国民っすわ。

いつもホームランは狙えんのよ。
タランティーノの放った犠牲フライ?的な佳作。
アダモ

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