タランティーノ率いるA Band Apart製作、
大晦日のホテルを描いた4本のオムニバス。
十数年前に観て以来の鑑賞。
内容をほぼ忘れていた…!
今回もタランティーノのエピソード目当てで観たのだけれど、3本目『ROOM 309 かわいい無法者』は収穫だった!
監督はロバート・ロドリゲス!
『フロム・ダスト・ティル・ドーン』や『グラインドハウス』に先んじて、既にこの時から仕事してたのね…!
子どもに振り回されるホテルマン ティム・ロスを描いた喜劇かと思いきや…!久々に心臓が口から出そうなショックを受けた、、何がショックかはどうぞご覧あれ、、
で、タランティーノ監督作『ペントハウス ハリウッドから来た男』
『パルプ・フィクション』の翌年に作られただけあって、その色がまだ強く残っている。
どうでもいい(でもなぜか聞いちゃう)長話/雑談や、まさかの繋がり。
構図の巧さや異常な程の緊迫感は、他のエピソードたちと一線を画しまくっている。と同時に、登場人物の飄々とした軽薄感も違和感がない。演出の勝利だと思う。
ちなみに、酔っ払っていても、「リオから来た男」ゲームはやりたくないよ。
余談
①タラ映画と言えば冒頭のA Band Apartロゴ。タランティーノ映画好きはニヤっとするはず。
②三谷幸喜の『有頂天ホテル』はこれをやりたかったのかな。